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NOGAMI ORIMONO CO.,LTD
シール織毛布やシーツ
シール織毛布
シール織の特徴は製織の段階で上地と下地の2枚の生地を同時に織り上げ、パイル(毛羽)になる部分を同時にセンターカットし織り上げます。
織り上げた生地を両面パフのような生地にするために特殊な組織でパイル糸を絡めているヨコ糸を引き起こしパイル糸を表側から裏側に引き起こします。(抜糸:右写真)
こちらの作業は現在でも職人さんによる手作業になります。
起毛加工ではなく抜糸をすることによってパイル糸にストレスなく両面に均一にパイルを出すことが出来ます。
その後染色など生地に加工を施し最終的にまだ織りあがった状態の糸のままのパイル糸の撚りを無数にある針布で綿の状態にまで戻してあげます。
こういった製法のおかげで原料にもストレスフリーで丈夫で毛玉にならない簡単にご家庭でも簡単にお洗濯もできる毛布が出来上がります。